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千鳥ヶ淵緑道周辺で見られる桜

・ソメイヨシノ(染井吉野)

オオシマザクラとエドヒガンの交配種。江戸時代、染井村(現文京区駒込)の植木屋によって作られた園芸種。花付きが良く、華麗さが好まれる。接木で育てられるクローンのため、病気には弱い。靖国神社に東京の開花宣言の標本木がある。

・荘川桜

千鳥ヶ淵緑道南西側(内堀通り側)の入り口に1本植えられている。旧岐阜県荘川村の御母衣ダム建設により、湖底に沈む運命にあった桜(アズマヒガンザクラ)を国道156号線沿いに移植した。2012年この荘川桜の子孫樹が高山市より千代田区に贈られ、千鳥ヶ淵緑道に植樹された。

・オオシマザクラ(大島桜)

日本固有の野生種。花弁は白色で大きい。ソメイヨシノは、オオシマザクラとエドヒガンの交配種。葉には、産毛が無く、塩漬けにして桜餅に使われる。
代官町通り入口交番の先あたりに植えられている。

・ヨウコウ(陽光)

代官町通りに植えられている。濃いピンク色。ソメイヨシノより早く咲く。

・ヤマザクラ(山桜)

ボート乗り場、代官町通り付近。花と一緒に、赤い若葉も出ている。

・シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)

2月下旬から3月中旬に開花する早咲きの桜。千鳥ヶ淵緑道では、九段坂側のインド大使館横と、ボート乗り場、美守り隊テント付近に植えられている。ソメイヨシノが見頃の時期は、葉桜になっている。

・ナラノヤエザクラ(奈良の八重桜)

遅咲きで、ソメイヨシノの時期には、まだ咲いていない。いにしえの奈良の都の八重桜と詠われている。千鳥ヶ淵緑道では、鍋割坂の手前付近に植えられている。

・コヒガンザクラ(小彼岸桜)

千鳥ヶ淵緑道では、戦没者墓苑前入り口付近にある。小ぶりの花をつける。
No.74のタグが付いているので見つけてください。

・三春の滝桜の子孫樹

国の天然記念物になっている福島県田村郡三春町の滝桜(推定樹齢1000年のベニシダレザクラ)の子孫の桜。靖国神社南門の向い側に植えられている。
九段三丁目町会の創立50周年目の記念に、三春町より贈られた。